モチベーションについて改めて考えてみる

やる気は一定ではない。

朝良くても、夜になると、ふとしたことで嫌気が差し、朝まで引きずったと思えばカラッと切り替わる。

反対も然りだ。

最近、朝は元気だったのに夕方になると萎んだように活力が消える。

会社員になりたての頃はやる気=モチベーションを一定にするように睡眠、食事、運動に気を使っていた。

それが今や寝不足でも会社に行き、出世をしたくないが、生活のためと割り切っている。

もしくは次の日が仕事だからと酒や遊びを控えて制限してしまう。心あたりはないだろうか。

私は基本的に仕事人間だし、上述したことは大抵当てはまる。言うなればプライベートを楽しむのが苦手な人間なようだ。

だが、いくら仕事第一でもモチベーションが常にあるわけではない。

モチベーションがないといけないは危険

会社に1年程度でいれば一人前。今の時代は数年でベテランと呼ばれる。

若い頃の私はモチベーションがないと会社に行けないようなダメ人間だった。

新しい場所に行くときなどは周りのプレッシャーに負けないように気張るが、1日は乗り切れても次の日があると今まで蓄積で途切れてしまう。

結果として会社を休む、もしくは限界が来たら退職をした経験がある。

今ではそういったことはないが、継続していたことが一度プツリと切れると糸が切れたようにボロボロ崩れる可能性もゼロではない。

逆境に強く、忙しくないと無気力になる人間に注意なのは閑散期に入ったときだ。暇を持て余したときもモチベーション維持が難しい。

こうなると「モチベーションがなければやっていけない」という状態は結構危険なことかもしれない。

モチベーションは他人への影響も出るし、パフォーマンスを高めるので、精神論を用いるときに利用されやすい。

モチベーションを管理する重要性

青砥瑞人氏の「BRAIN DRIVEN」にもモチベーションを上手く管理するための方法が書かれている。

ストレスとクリエイティビティはモチベーションを語るうえでセットのようである。

これを蔑ろにして「モチベーションを上げなければ」と単に自分を鼓舞するのはよろしくないと思う。

前述した通り、気合で乗り切るのは短期間。私も心あたりがあり、耳が痛い話である。

全体の士気を上げるためにモチベーションを上げるのは効果が高いだろう。

モチベーションは身近なもので上がっているときはいいが、反動がきたときに対処をしないといけない両刃の剣である。

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